定年後のインサイト

定年後、いわゆるアフター60の市場開拓は日本のアジェンダ。ところが、彼らの生態を知る動きは鈍い。何故なら、分析者が市場を退出してしまうから。同年代の筆者が、マーケッター歴30年の知見を活かし、アフター60のインサイトに迫る

アフター60のインサイト⑦ 『情報の奥手という劣等感』

老人になると、徐々に、情報をなかなか能動摂取しなくなるというのがある。

年齢効果で能動反応が鈍くなるのと、そもそもネット検索社会に染まった経験がないからだろう。

なので、「自分は社会の(情報の)速さについていけない」という劣等感を抱きがちなのだが、

 

だからこそ、ITを活用して、個人個人のツボを押さえていけば、社会の進歩の快適さをもっと手軽に享受できる可能性はある。

 

例えば、AIスピーカーがアシスタントになって、必要な情報や興味ある情報をセレクトしてくれれば、

自分の興味ある道では第一人者であり続けられるし、

日常生活自体ももっと快適になっていくだろう。

 

   

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